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従業員に正しい知識を身につけてもらうには?

LGBTの理解を深める社内研修


近年、LGBTの社会的認知は高まりつつありますが、まだ正しい知識が広まっているとまでは言えません。

まずは、社内研修等により従業員に正しい知識を身に着けてもらう事が重要です。では、どのような形で研修を行えばよいでしょうか?

LGBTに関連するNPO法人等では、研修を行っている団体も多くあります。

そちらを利用する事がお勧めです。


弊所では、愛知県を中心に活動しているNPO法人ASTAさんへ依頼し、役員を含む全ての在籍者を対象に研修を行いました。


<研修概要:3時間程度>

・LGBTQに関する基礎知識

・当事者・当事者の親族を交えてのグループワーク


研修を受けた従業員からは、以下のような感想を聞くことが出来ました。

・当事者から直接実体験を聞けるため、説得力があった

・当事者の親族など自身がなりうる立場の人の話も聞く事ができて良かった

・色々なセクシャリティの方と話すことができ、性の在り方が「グラデーション」である事を実感できた


職場で働く人が、正しい知識を身に着けるだけでも、ハラスメントの防止対策として大きな効果があります。

まずは、社内研修から取り組んでみてはいかがでしょうか?

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