LGBTQなど性的少数者が働きやすい環境作りを進めるため、埼玉県は6日、性の多様性に配慮する企業の登録制度を始めると発表しました。
県が実施する「にじいろ企業研修(オンライン)」を受講することが条件で、「性的指向や性自認に基づく差別をしないなど、性の多様性を尊重する方針等を社内外に広く公開している(社内規則等)」など基本的な方針のほか、「社内での理解促進」や、「相談体制の整備」など8項目40指標について取組みの有無を申告します。企業の取組状況を見える化し、登録された企業は県のホームページにおいて公表されます。
また、LGBTQの従業員のカミングアウトへの対応など、企業の管理職や人事担当者から寄せられた悩みに専門の相談員が対応する「にじいろ企業相談」も併せて開設されます。
こうした登録制度や認証制度の活用により企業価値の向上を図ることで
優秀な人材の確保やビジネスチャンスの拡大にも繋がるのではないでしょうか。
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