企業におけるLGBTへの取り組みの評価指標として「PRIDE指標」があります。
任意団体である「work with Pride」が2016年に策定した評価指標で、企業のLGBTに関する方針や人事制度など5つの項目で評価されます。
■PRIDE指標とは
初年度にゴールド(3段階ある認定の中の最高の認定)を受賞した企業は53社ですが、2020年は183社が受賞するなど、応募・受賞する企業が増えつつあります。
受賞の約80%は大企業ですが、一部中小企業でも受賞しているケースもあります。
受賞企業の中には、近年の人手不足を念頭にダイバーシティ(多様性)の推進施策の一環として、取り組んでいる企業も見受けられます。
LGBTに限らず、年齢、国籍、ワークスタイル等に関わらず多種多様な人々を積極的に受け入れる事で、人材確保を目指しています。
人手不足は、多くの企業が直面している経営課題です。
そういった側面から、受賞企業の取り組みを参考にしてみても良いのではないでしょうか。
なお、2021年の受賞企業の発表は11月11日に行われます。
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